CSS Nite in FUKUI

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Web制作の世界では、常に新しい技術が登場し、必要な知識・スキルが刻々と変化しつつあります。

公益財団法人ふくい産業支援センターでは、「Web制作における最新事例・ノウハウが学べる機会」や「講師・参加者同士の交流の場」の提供を通じ、「地元人材のスキルアップ」や「県内産業の雇用創出」につなげることを主な目的に、「CSS Nite in FUKUI」を実施しています。

今回は、業界の最前線で活躍する県外スピーカーによるセッションに加え、県内制作者によるミニセッションをご用意しました。

なお、企業・団体、学生などを問わず、どなたでも参加可能。参加資格などは一切ありません。
Webに興味・関心があるすべてのみなさまのご参加をお待ちしています。

セッション概要/出演者

Session1:
異なる画面サイズに対応するレスポンシブWebデザインのエッセンス

Web制作に関わる方なら誰でも知っているW3C。このサイト(http://www.w3.org/)を開いてウィンドウサイズを小さくすると、480ピクセルを境にガラっとレイアウトが変わります。このように、ウィンドウサイズに応じてレイアウトを変える手法を「レスポンシブWebデザイン」と呼びます。

スマホ向けのサイト対応のひとつの手法として注目されているレスポンシブWebデザインですが、PC向けのコンテンツを流用しただけでは「スマホ最適化」ではなく、あくまでも「スマホ対応」にすぎません。

その一方、異なるサイズの端末があふれている状況において、「リキッドレイアウト」が思い起こされる流動グリッドと画像の可変などの「レスポンシブWebデザイン」のアプローチは、スマホ向けのコンテンツを制作する上でおさえておきたいスキルです。

このセッションでは、レスポンシブWebデザインのエッセンスにフォーカスします。

鷹野 雅弘(Takano Masahiro)
株式会社スイッチ / CSS Nite主宰 

Webサイトの構築やコンサルティングを中心に、WebやDTPに関しての講演やトレーニングのほか、スクールなどのカリキュラム開発も手がける。テクニカルライターとして10冊以上の著書を持つほか、書籍の企画や編集なども行っている。
2005年からCSS Niteを主宰。

主な著書に『効率的なサイト制作のためのDreamweaverの教科書(CS5.5対応版)』(共著、毎日コミュニケーションズ、『できるクリエーターDreamweaver独習ナビ』(インプレス)、『Illustrator CS4 完全制覇パーフェクト』(共著、翔泳社)、企画編集を行った書籍に『現場のプロから学ぶXHTML+CSS』(毎日コミュニケーションズ)など。

Session2:
デザイナー主体のハッカソンをはじめました 
〜自分達でUIを設計・プロデュースしよう〜

私は『合宿して何かひとつのアプリをチームで作る』という試みをはじめました。
多くの方にご意見をいただいた私個人のブログ記事「デザイナー主体のハッカソンをはじめました(http://goo.gl/paQsU)」を深く掘り下げ、実際にあったとこを含め、強く感じたことを細かくお伝えします。

具体的には、7名ほどのデザイナーとデベロッパーが組んで、アイデア出しからUI設計、実装まで、完全に自分たちだけで行い、ひとつのスマホ版アプリを作っていきました。
楽しいながらも難しいこの取組みを、みなさんにもお伝えして将来のご自身のワークスタイルに役立てていただきたいと思っています。

また、実際にあったこととして、以下のようなことも共有します。

  • スマートフォンの場合における、CSS3コーディングのスキル
  • デベロッパーとのコミュニケーションスキル
  • ロスを事前に察知する、時間配分スキル

このセッションでは、今以上に「いい仕事をしたい」と願うデザイナーさん向けに、私達が5年〜10年先に誇りをもってこの仕事を続けられるための現場づくりに「どんなことが必要なのでしょう?」をテーマに、一緒に考えていきましょう。

秋葉秀樹(Akiba Hideki)

UI・ビジュアルデザインを専門とするフリーランス。
広告業界で20年間、主にデザイナーとして従事し、グラフィックデザインから3DCGや映像制作など、さまざまな表現手段を持つ。

デザイナー向けの講演活動に加え、デジタルハリウッドやAdobe認定校にてグラフィックデザインのトレーナー活動、またWeb Designing誌や日刊デジタルクリエイターズ等への寄稿など執筆活動も行っている。

主な著書に『CSS3デザイン プロフェッショナルガイド』(マイナビ)、『Facebookページ プロフェッショナルガイド』(マイナビ)、『10倍ラクするIllustrator仕事術』(技術評論社)など。

個人ブログ:http://www.akibahideki.com/blog/

Session3:
地元スピーカーによるミニセッション

福井で「しあわせデザイナー」になるために

日本でいちばん共働き率が高い福井県。
そんな福井で、結婚・出産と同時にWebの世界に入り、ゼロからどう楽しんで続けてきたか、学び方やコツなど主婦ならではの視点を交えてご紹介します。

また、最近はWebサイトだけでなく、モバイルアプリなどのデザインを手がけることも増えてきました。
Web以上にエンジニアと密接な仕事が必要となることが多いアプリデザインについても、フリーランスになってから制作したアプリや、参加したコンテスト等の経験談を交えてお話しします。

山森 美穂(Yamamori Miho)

フリーデザイナー。1979年、福井県福井市生まれ。
デザイン・印刷系の会社などに勤務の後、地元のWeb制作会社に入社。HTMLも知らないままWebの世界に入り、どっぷり5年半Webデザインに携わる。

退社後はWebデザインだけでなく、ひと目見て「わかりやすい!楽しい!モノ作り」をモットーに、ロゴ、グラフィック、イラストやモバイルアプリのUI等、幅広くフリーで活動中。

ユーザーコミュニティ運営の魅力 – WordBench福井で学んだこと

オープンソースのブログ/CMSツール『WordPress』。ブロガーや制作者としてこのソフトウェアに関わる人たちが集う場、それが『WordBench』というユーザーコミュニティです。
『WordBench』は全国各地に38。福井では2010年4月にスタートし、3ヵ月に1回くらいのペースで勉強会などを行なっています。

スタート時よりスタッフとして関わっている立場から、ユーザーコミュニティの楽しさをお伝えするとともに、無理なくコミュニティを運営するポイントや、イベント開催を助けるツール・情報源をみなさんと共有したいと思います。

森川 徹志(Morikawa Tetsushi)
カウベル・コーポレーション  代表

1970年、福井県福井市生まれ。
映像制作会社・出版社・Web制作会社などでの勤務を経て、2002年にカウベル・コーポレーションを立ち上げ。パンフレット・雑誌・新聞などの編集・取材・ライティング、Webサイトのマークアップなどを担当。

WordPressをこよなく愛し、ユーザーコミュニティ『WordBench福井』の運営スタッフとして勉強会などを企画するほか、全国のWordPress関連イベントに本能のおもむくまま参加している。

プログラミングのすゝめ

マークアップエンジニアの方々が、次に学ぶスキルセットとしてプログラミングを選択することが多くなってきました。東京におけるマークアップエンジニアの求人などを見ると、プログラミングスキルを求めている会社も多いようです。

例えば、jQueryを用いてWebサイトに効果を組み込んだり、WordPress、Movable Typeのテンプレートを制作したり、Sass/LESSのようなCSSのメタ言語を使ったりする時など、プログラミングの基本的な考え方を持っていた方が実益があるシーンがあります。

本セッションでは、ノンプログラマー向けに「プログラミングすゝめ」と題し、自分自身の経験に基づいた、プログラミングを学ぶことの効果やプログラミングの基本的な考え方、学ぶための手引きなどをご紹介します。

東大樹(Higashi Taiju)
ベースライン株式會社 テクニカルディレクター / WCAF 代表

2011年4月に法人化したベースライン株式會社のテクニカルディレクター。
パソコンインストラクターを経て、県内Web制作会社の企画営業として在籍。Web制作会社を退職後、ベースラインにジョイン。

現在はベースライン株式會社のテクニカルディレクターとして、技術的な案件のサポートや、コーディング、プログラミングを担当。
また、インストラクター時代の経験を生かし、Web制作の研修講師も行う。

個人ブログ: あと味(http://d.hatena.ne.jp/jdg/)

Session4:
ひとつ上のコーダーになるためのコーディングテクニック

スマートフォンの登場などにより、コーダーに求められるスキルの幅が広がっています。
そのスキルとはJavaScriptのような技術だけでなく、実装のスピードをあげることも重要だと考えています。

あらゆる端末やブラウザにも対応しなければいけない、しかし実装期間はなかなか取れない…
そんな中でも質を落とさずに対応するためには、コーディングの効率化が必要です。

本セッションでは効率化するための小技やツールの紹介、そして現在注目されているCSS拡張メタ言語のLESS/Sassを解説します。

谷 拓樹(Tani Hiroki)
株式会社グッドパッチ 取締役兼CCO

2004年よりWebサイトの診断コンサルティング、運営サイト・サービスのディレクション、デザイン・コーディング業務に携わる。著書に『iPhone&Android スマートフォンサイト制作の教科書』など。

Session5:
予測不可能な世界でWebデザインをしよう

2011年はスマートフォン向けサイトやアプリの元年と呼んでもいい年でした。
今年も引き続きスマートフォンへ向けたデザインを追求していくことになりますが、2012年以降はスマートフォンよりさらにデザインをする場が広がります。タブレット、電子書籍リーダー、TVなどWebへの接点が増えるばかりでなく、我々が慣れ親しんでいるPCも大きな転換期を迎えています。
もしかすると私たちが今は知らない未知のデバイスが流行するのかもしれません。

今まで以上にデバイスやWebへアクセスできるアプリケーションが増え続けているだけでなく、広がるスピードも速くなってきています。こうした状況の中「流行るまで待つ」という受け身の姿勢ばかりでは利用者とクライアントのニーズに応えられなくなる可能性もあります。

予測不可能な世界で私たちは今後どのようにWebサイト制作をしていけば良いのでしょうか?
このセッションでは、今後のWebサイトに必要とされる価値と制作のためのアプローチを紹介します。

 

長谷川恭久(Hasegawa Yasuhisa)

デザインやコンサルティングを通じてWebの仕事に携わる活動家。
アメリカの大学にてビジュアルコミュニケーションを専攻後、マルチメディア関連の制作会社に在籍。日本に帰国後、数々の制作会社や企業とコラボレーションを続け、現在はフリーで活動。

自身のブログ(http://www.yasuhisa.com/could/)とポッドキャスト(http://feeds.feedburner.com/automagic)ではWebとデザインをキーワードに情報発信をしているだけでなく、各地でWebに関するさまざまなトピックで講演を行ったり、多数の雑誌で執筆に携わる。

著書に『スタイルシート・スタイルブック』『Web Designer 2.0』など。

開催概要

名称 CSS Nite in FUKUI, Vol.5
日時 平成24年2月18日(土)12:30~17:30(交流会17:50~19:00)
会場 福井県産業情報センター マルチホール(1F)
(福井県坂井市丸岡町熊堂3-7-1-16 / 会場・アクセス
定員 150名(申込先着順・事前登録制)
参加費 一般2,000円 → お申し込みはこちらキャンセル待ち(一般)
学生無料 → お申し込みはこちらキャンセル待ち(学生)
※セミナー・交流会(ドリンク・軽食付)参加費を含みます。
※学生の方は、受付の際に必ず学生証の提示、もしくはコピーをご提出ください。
主催 公益財団法人ふくい産業支援センター
協力
  • WCAF(ウェブ・クリエーターズ・アソシエーション・福井)
  • WordBench福井(ワードベンチ福井)
  • CSS Nite(株式会社スイッチ)

タイムテーブル

時間 テーマ 出演者
12:00~12:30 開場、受付開始 ——–
12:30~12:40 オープニング 鷹野 雅弘(進行)
12:40~13:20 「異なる画面サイズに対応するレスポンシブWebデザインのエッセンス」 鷹野雅弘
13:40~14:20 「デザイナー主体のハッカソンをはじめました 〜自分達でUIを設計・プロデュースしよう〜」 秋葉秀樹
14:40~15:40 地元スピーカーによるミニセッション

  • 『福井で「しあわせデザイナー」になるために』
  • 『ユーザーコミュニティ運営の魅力―WordBench福井で学んだこと』
  • 『プログラミングのすゝめ』
山森美穂
森川徹志
東大樹
15:50~16:30 「ひとつ上のコーダーになるためのコーディングテクニック」 谷拓樹
16:50〜17:30 「予測不可能な世界でWebデザインをしよう」 長谷川恭久
17:30 エンディング 鷹野 雅弘(進行)
17:50~19:00 交流会(会場:同施設内 レストラン(2F)) すべてのスピーカー

※各セミナー後、質疑応答・休憩時間合わせて20分程度取る予定です。
※タイムテーブルはあくまでも目安であり、当日の流れによって、調整しながら進行します。 

会場・アクセス

福井県産業情報センタービル(福井県坂井市丸岡町ソフトパークふくい7-1-16)
※住居表示:福井県坂井市丸岡町熊堂第3号7番地1-16)
※(公財)ふくい産業支援センターの交通アクセスもあわせてご確認ください。

アクセスマップ | CSS Nite in FUKUI, Vol.4

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